吾妻ひでおの「失踪日記」を読んでいたら、断酒会のシーンで、どっかで聞いたことのあるようなお祈りがありました。
「神様 私にお与えください 自分に変えられないものを受け入れる落ち着きを 変えられるものは変えてゆく勇気を そして2つのものを見分ける賢さを」
これはラインホルド・ニーバーというアメリカの神学者の祈りなのだそうです。
人はしばしば避けられぬ苦しみを与える神に異議をとなえます。あるいは、人の手になる災いやみずからの悪癖や怠惰やよこしまな思いを、神の定めとすりかえようと試みます。わたしも祈りの中で、そういう過ちをいくども繰り返しているんじゃないかと思います。
しかし、避けられぬ苦しみは神の与えてくださった道なのでしょう。そして、避けうる苦しみは神の力に助けを借りつつも人の力によって除かなければならないのです。
自立しつつ神の御旨に沿う生き方とは、とても狭く細い道なのでしょう。その両脇には、神に不平不満をいいたてながら自分は1歩も動こうとしない、あの馴染み深い怠惰な日常が口をあけて待っているのです。祈りを通した問いかけがなくては、きっと一歩も進めない道なのだろう、と思います。
ブログを読んでくださってる、うちの伝道師の先生から原文を教えていただいたので載せときます。
THE SERENITY PRAYER - Reinhold Niebuhr
O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.
serenityって単語、はじめてみました(爆)。distinguishって単語も、すっごいひさびさに見たなぁ。